東京獺祭の会
- 2019.02.09
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今日は東京でも雪が降っていて、空気がとても澄んでいます。娘たちは寒さをものともせずに公園に遊びにでかけてしまいました。
子供は風の子ですね。
さて、昨晩、夫と仲良しの従姉妹と一緒に、東京獺祭の会に参加しました。
実は、以前「逆境経営」という、獺祭の会長である桜井博志さんが著者である本を読ませていただいて以来、大ファンになってしまったのです。
獺祭という日本酒は、本当に凄いのですが、私はそれを世に広めた彼の手腕にとても感銘を受けました。
日本酒は、第一次オイルショックのあった1973年をピークに売り上げ規模は3分の1に縮小、若い人の日本酒離れが進んでいました。
会長が3代目として、酒蔵を継いだ時の旭酒造の売上高は、1億円に達していなかったといいます。
いつ潰れてもおかしくない状態だったと本で読ませていただきました。
そこからの努力は、誰にもわからないほど大変だったと思います。
現在の売上高は、当時に比べて100倍を超えていると言います。
会社を潰してはいけないという一心で、試行錯誤を続けていたといるうちに「獺祭」というブレイクスルーが生まれたのだそうです。
この本は何度も、繰り返し読ませていただいたのですが、会場に置いてあった本に桜井会長のサインが描かれていただので、もう3冊購入。
他にも、売られていた獺祭の日本酒、全種類購入させていただきました!
一緒に写真も撮っていただき嬉しい。
4代目、桜井一宏社長も大変素晴らしいお人柄で、気さくに私たちに話しかけてくださいました。
夫、健ちゃんはまだ本を読んでいないので、サイン入りの本を貸してあげようと思います。
今回は、「獺祭その先へ」
という、日本酒を一人一杯いただくことができました。
グラスにすると、4000円から5000円ほどするぐらいの高級酒。
ネーミングが、獺祭のその先の挑戦をイメージさせ、素晴らしいと思いました。
そして、意外にも獺祭の熱燗が本当に美味しかった。
オススメです♪
会場で、手に取った「獺祭の口ぐせ」という本を早速読み始めていますが、冒頭に
「世の中には日本酒業界と同じように、市場がどんどん小さくなっている産業、業界がいくつもあります。しかし、そうした環境に付き合う必要はありません。ピンチはチャンス。市場が縮小している業界には問題や矛盾が存在するので、それさえ見つけて解決できれば、必ず道は開けます。」
と書かれていて、桜井会長も振り返ってみればピンチの連続だったと書かれていました。
ふと、今の自分に重ね合わせてみて、勇気をもらいました。
私は毎年、お正月に産土神社でお祓いをしていただいています。
その時、神主さんに今後の仕事について、相談をさせていただきました。
すると、父のこれまでの技術を継承することで、道が開けていくから大切にしてくださいとシンプルにお話をいただきました。
今、歯科の業界も変わろうとしています。
だからと言って、昔ながらの技術や手法が否定されるものではありません。
父から教えてもらっている沢山の事は不変の法則だと思うので、桜井会長のように、変化しながらも道を開いていきたいなと思いました。
父は、昨年心臓のバイパス手術をした時に、「逆境経営」を入院中に読んでいます。
退院祝いはもちろん、獺祭でした☆彡
父は今回の「東京獺祭の会」のお土産話を楽しみにしているので、今晩は獺祭で乾杯したいと思います。
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