IPSG Scientific meeting 〜サニーカミヤさん〜
- 2019.10.30
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先日の沖縄旅行でご紹介させていただいたブログにて、久高島をご紹介いただいた方は、サニーカミヤさんという方です。
直接お会いしたことはなかったのですが、友人から旅行中ずっとサニーさんのお話を聞いているうちに、とてもお逢いしたくなりました。
Sanae Sunny Kamiya さん。
元国際緊急援助隊。元ニューヨーク州救急隊員。
台風下の博多湾で起きた韓国籍貨物船事故で4名を救助し、内閣総理大臣表彰受賞。人命救助者数は1500名を超えるという、レスキュー隊のスペシャリストです。
日本で12年間、救急隊員とレスキュー隊員、米国で22年間救急隊員を務め、数々の災害現場で多くの命を助ける仕事を経験されています。
救助の現場では、沢山の方の再期の瞬間、悲しい場面に立ち会って来られたと思います。
その後、牧師になられマウイ島に移り住まれたそうですが、命の尊さを誰よりも深く感じていらっしゃる方ではないでしょうか。
今回、私は久高島を訪れたことにより、これまで自分の中で感じていたわだかまりが溶け、とても優しい気持ちになることができました。
そんな神の島を愛するサニーさんのお話を聞いてみたいと思ったことが、この度 IPSG 学術大会にお招きすることができたきっかけです。
※IPSG包括歯科医療研究会 稲葉歯科医院顧問であり、私の父、稲葉繁先生が代表を務めるスタディーグループです。
サニーさんが、いつも現場で被災者に約束してきたことは「借りて・生かして・還す」こと。
被災した方々の災害経験を、研究や訓練で生かして、次の現場で還すことが使命だと強く感じていらっしゃいます。
講演内容は、
『今から出来る防災準備と災害時の歯科保険医活動』
約34カ国で経験してきた数々の救助や救急の知識や技術をお話しいただきます。
歯科の先生方の学術大会ですが、もしブログを読んでくださった患者さまの中に、サニーさんのお話を聞いて見たいという方がいらっしゃいましたら、私までご連絡いただければと思います。
inaba@inaba-shika.com
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