人との繋がり

昨日、娘の小学校の太鼓クラブによる演奏会が開催されました。

毎年、湯島天満宮の梅まつりのイベントとして太鼓演奏を披露するのですが、今年はコロナの影響により中止になってしまいました。

とても残念に思っていたのですが、先生方が演奏できる場を企画してくださり、体育館で太鼓クラブの親と小学4年生のみがゲストで招いてくださいました！

太鼓の響きって、身体中が熱くなります。

みんな一生懸命頑張って、最高の演奏会となりました。

太鼓と聞くと想い出すことがあります。

毎年、父が代表を務める、IPSG包括歯科医療研究会にて総入れ歯の実習コースが開催しているのですが、2年前のことです。

3日間コースの中日、日鞠の太鼓クラブの演奏会と重なってしまいました。

「娘の太鼓クラブの演奏があって、途中少し抜けて、私がいないのですが・・・」

と、患者さまに伝えたところ。

「ぜひ、行ってあげてください！私のことは大丈夫なので、絶対に見てあげて」

偶然にも、患者さまは、太鼓の演奏をされている方だったのです。

それまで緊張されていた、患者さまとの距離がグッと近くなり、太鼓の話題で盛り上がることができました。

もちろん、私は娘の演奏を最後まで見ることができました。

セミナーの最終日、なんと患者さまがご自分で使っていらした太鼓のバチをプレゼントしてくださったのです。

「娘さんにどうぞ、私はもう使っていないので。」

本当に嬉しかった。

あれから2年経ちますが、私と患者さまは仲良しになり、たまにLINEなどでお互いの近況報告をし合っています。

言葉の選び方や写真の選定など、その彼女が監修してくださったのですよ。

だから、多くの患者さまから共感をいただいているのだと思います。

本当に、人との繋がりって、素晴らしい。

これからも大切にしていきたいと思います。