今回の旅行で感じたこと・・・
- 2012.08.17
- コロンバス旅行記
今回の旅行で感じたこと・・・
今回コロンバスを訪ねるきっかけとなった、娘の保育園の同級生だったママ友達の亜希子さんは、不動産のお仕事をしています。
www.nihongo-de-columbus.com←ここです☆♪
彼女の生活のリズムから考えて、本当にすごいなって思うのですが、なんと、世界中の若者のホームステイ先に受け入れているのです。
実際、見てみて、わたしの娘たちが、少し大きくなったら、彼女のところに絶対にホームステイさせてあげたいと思うし、きっと娘たちもそれを望むと思います。
ホームステイで、どのように過ごすのかはとても大切です。
毎日普通に過ごすのと、上手に亜希子さん家族と、お付き合いをするのでは雲泥の差なのかな。
と感じました。
ある晩、一緒にお庭でワインを飲んでいたら、亜希子さんのところにステイしている若者がジョインしてきました。
彼は日本人ですが、アメリカの国籍も持っています。
しばらく話していて、亜希子さんは彼に対して
「あなたの英語はすでに上手だけど、ネイティブにとってはなまいきに聞こえるよ。」
と言いました。
なかなか言ってあげられる事ではありません。
すると、彼は
「実は今まで、日本ではすでに英語が上手だとチヤホヤされていた」
と。
亜希子さんは彼に対して、少し厳しく、でも私から聞いていると彼女のいつものかわいらしい感じで忠告していました。
「ね・・・私たちのことを上手に利用してね、そうしたら、イカのように噛めば噛むほど味がでるんだから 笑」
そして、今まで、ホームステイで、120%彼女たち夫婦を上手に使った若者がいた話を始めました。
「彼とあなたの決定的な違い、なんだかわかる?」
とその若者に訊ねていました。
「・・・・」
「質問上手で、好奇心に溢れているの。」
と亜希子さん。
「なんでも聞いてくるから、もちろん私は答えるし、どういうわけか教えたくなっちゃうのよ。」
その彼は、リビア出身で、後々、国から表彰されるぐらいの実力を持つ若者になったそうです。
「好きだから厳しく言うんだよ。どうでもよかったら放っておくもん。」
ここで、弱い若者だったら、もしかしたら、落ち込んでしまうかもしれません。
でも・・・
そんな風に言われたその彼は、その日を境に明らかに変わった目をしていました。
亜希子さん家族のところでステイすることで、人生大きく変わった若者たち、沢山いるのではかなってちょっと鳥肌が立った出来事でした。
若いときにしかできない体験があります。
共同生活、違った国の人たちと自分たちの文化を語り合う経験は大人になって、必ず役に立つと感じます。
どんどん前に出て挑戦してもらいたいです(^_-)-☆
話は逸れますが、私も・・・若いとき、よく一人で旅行に出かけ、必ず沢山の人たちが利用する、ユースホステルや、ドミトリーを選び、旅先で出会った人と情報交換するのが好きでした。
楽しい事や辛いことは世界共通なはずです☆♪
ロシア人、イスラエル人、中国人の女の子とはしばらくお互い連絡をとりあっていましたが、どれだけ仲良くなっても、手紙でのやり取りは、自然消滅してしまいます。
今では、本当に素晴らしいツール、メールやFacebookがあるので、きっと細くても長く連絡が取りあえるかもしれません。
男女であったならば、旅先で出会った人が結婚につながるなんてハッピーな出来事もあるかもしれませんね(^_-)-☆
そして、私が見た限り、亜希子さんのところにステイしている若者をみていると、礼儀正しく優秀な感じがしました。
コロンバスは大学町なので、大学に通いながら勉強するという目的をもっているからだと思います。
もうひとつ、コロンバスは大きな都市ですが、少し離れると大自然が広がります。
私は、ヨーロッパの内陸の雰囲気と似ていると感じました。
人々もとても親切でやさしいし、本当に素晴らしい所です。
でも、どういうわけか、日本人の観光客がいません。
私が滞在した10日間の間、日本人だと思われる人とすれ違ったのは2,3回。
思わずしゃべりに行きたくなるほど、見かけません。
できれば・・・・このまま誰にも知られたくないし、内緒にしておきたいなって思っています(笑)
なんて。
もちろん、私たちの10日間では、まだまだコロンバスの良さは感じきれていません。
亜希子さんとゲーリーさんでさえも、これから先、何年もかけて、この土地を愛していくのだろうなって思いました。
毎年、ここに戻ってきたいです^_^
そんな目標があれば、私のお仕事もさらに楽しく頑張ることができそうです。
彼女たち、夫婦とは来年の1月、今度はスペインで集合することを約束して別れました。
今回の旅行で、気持ちの充電をすることの大切さを再確認することができました。
亜希子さん夫婦に感謝です☆♪