『富士とアイリス』
- 2013.05.08
- わたしのひとり言
私の父の実家が静岡県富士宮市ということもあり、お正月、お盆など、休みの度に富士山を眺めながら過ごしてきました。
小さい頃は、おじいちゃん、おばあちゃんの家=大きな富士山
というイメージがあったほどです。
今でも、父はもちろんの事、兄弟達もこの上なく富士山を愛しているようです。
父は富士山の絵を2枚描いています。
『富士とアイリス』
昨年、元陽会で『全日本美術新聞社賞』をいただきました☆
(患者様で画家の方がいらっしゃって、父のお師匠さんで色々とご指導いただいています。)
こうして見ると、なかなか素敵です☆
私もどっしりとした富士山を眺めると、守られているような安心感を覚えます。
個人的な意見なのですが、富士山を眺めながら育った人たちって、おだやかでおっとりしている方が多いような感じがします。
のんびりしている・・・・というか。
そんな雰囲気がある、静岡の人達が私はなんとなく好きです^_^
父は富士山に5回登ったといいます。
当時は下駄だったとか・・・(@_@;)
最近、富士山が、今年6月に カンボジアで開かれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で世界文化遺産に登録されることがほぼ確実になったと聞きました。
そんなニュースを聞くとやっぱり心が浮き立ちます。
「富士山が文化遺産になるんだってね?!」
とウキウキしながら、富士宮に住んでいる叔父に聞いてみると・・・
「でも、制約が多いからね・・・自由にできなくなるし。」
なるほど。
なんだか色々ありそう・・・
と思って、ネットニュースを見ていたら、 富士山のごみ問題や清掃登山など活躍されている野口健さんのコメントを読みました。
私は彼の本が好きで、色々と読ませていただいていたので、確かにそうだと共感しました。
ドイツやスイスの山のような環境を整えないと、世界から人々を受け入れられないかもしれません。
鹿児島県の屋久島は世界遺産登録後、観光客が押し寄せ、ごみだらけになってしまったと言います。
この記事を読んでから、
野口健公式サイトを読んでたら、なんだか寝れなくなってしまいました。
「やるべきことは富士山の山より高く山積している。」
という野口さんのコメント、とても考えさせられました。
色々あると思いますが、ぜひ、富士山の自然を守りながら、この文化遺産登録を機に世界有数のレベルの高い観光土地になってほしいと思います。
もしかしたら、富士宮焼きそばやお好み焼きが、世界から愛されたりするかもしれません・・・(^_-)-☆
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