【絆とネットワーク】

NO IMAGE

中学生の頃からのお友達、患者様であり牧師の関根一夫さんが、わたしの腕前(?!笑)をブログで紹介してくださいました(^_^)

一夫さんは、父が代表を務める、歯科医師のスタディーグループIPSGの学術大会で特別講演 もしてくださる、スーパー牧師なのです。

わたしは、いつも彼から沢山のヒントをいただきています♪

絆って大切ですね。

一夫さんのブログです☆ 

パスターかずの 『気まぐれ雑記帳』そして『いてくれてありがとう』 

【絆とネットワーク】

昨日は午後、歯医者に行きました。
先月あたりから前歯の調子が悪く、結局前歯を一本抜くことになりました。
麻酔を使い、自分でも自覚のないほどあっという間に抜かれてしまいました。
いやぁ、これにはびっくりしました。麻酔の効き目が強烈なのか、歯医者さんの
腕前が良いのか、私がよほど鈍感なのか…。いや、これら全部が真実なのだと思
います。あっという間の出来事という感じでした。

私の虫歯の多い歯を見て「関根さん、あなたはこれから説教や講演で世界を歩く
人になるのですから、歯の治療はきちんとして、歯をきれいにしておかなければ
世界に通用しなくなりますよ。」と歯の治療を勧めてくれたのが、この歯医者さ
んのお母様。
当時、補綴と高齢者歯科を専門とし大学の教授でもあったご主人は私の治療をずっ
と担当してくださいました。まだ私が高齢者ではなかった時代でもずっと丁寧に
診てくださいました。ドイツに留学し、またその大学で教えた事もある教授
の治療の的確さは抜群でした。治療方針や治療そのものに説得力があるのです。

現在、私を診てくれているのは、その先生のお嬢さん。時々、お家にもお邪魔し
た事があるので、彼女がまだ中学生頃からの知り合いです。「いてくれてありが
とう」の愛読者でもあり、治療の最中に「あの文章の中にあった写真はどんな
カメラで撮ったのですか」とか「あの記事は泣けました」とか「それにしても毎
日、本当に良く書き続けられますねぇ、本当に感心しています」などと貴重なコ
メントをしてくれるのです。私はきちんと答える事が出来ず、口を開けたまま「
あー」とか「うー」とか言うばかり。とても気さくな、そして腕の良い、その上、
美しい女医さんです。(うーん、ちょっと褒め過ぎなかなぁ)まぁ、私には最高
の担当医です。

人間関係には色々ありますが、専門家との知り合いはとても貴重なものであり、
時に本当に大きな助けになります。私は人生の重要事項に「絆とネットワーク」
があると考えています。人は助け、助けられつつ成熟して行く者だと感じます。
「人との絆」を大切にし、心の交流を深めつつ助け合う事、そして、そういう広
がりを分かち合いつつ「ネットワーク」を確立し、誰かを紹介し、誰かに紹介し
てもらい、支援や交流の輪を広げるという図式です。
実は「いてくれてありがとう」という言葉を表に出す前に、私が使っていたコピー
は「絆とネットワーク」という言葉でした。

そもそもこの歯医者さんとの出会いも、私が働いていた部署のスタッフが知り合
いだったことから始まりました。そして紹介され、絆が生まれ、その絆が深まる
中でやはり歯科医でもある息子さんの結婚式の司式をしたり、家族の方々との交
流が生まれ、今でもクリスマスの時期になるとご家庭に呼ばれ、祝福の祈りと食
事会が継続しています。
昨年は歯科医師を中心にした学会での講演を依頼されました。
「絆とネットワーク」の実例だなぁと感じます。そして、その中心にあるメッセー
ジは「いてくれてありがとう」です。

今朝、痛みもハレもなく、講座に支障もなく過ごせそうなので抜歯は大成功。
ユリコ先生、いてくれてありがとう。
そして、読者の皆様にも「いてくれてありがとう」
今日が素晴らしい一日になりますように。