コンゴでスーツをエレガントに着こなす集団『サプール』
- 2015.02.13
- わたしのひとり言
最近、話題になっている「サプール」
1990年代の内戦で、経済は壊滅状態となっており世界最貧国の1つと言われているコンゴでスーツをエレガントに着こなす集団がいることをご存知でしょうか?
先日、NHK地球イチバンというドキュメンタリーをたまたま見ていたら、サプールの特集が放映されていました。
合い言葉は『武器を捨て、エレガントに生きる』
コンゴで90年以上受け継がれているサプールは、上品な着こなしをする平和な人。
決して裕福な家柄ではありません。
コンゴ共和国の首都ブラザビルのスラム街の人々が週末になると、思いっきりお洒落をして集まります。
サプールはスラム街の中で、個性と美的センスを持ち、暗闇を明るく照らす存在で、人々からも憧れの存在なのだそうです。
月収は3万円程度、そのうち4割を洋服代に使うという、世界一服にお金をかける男達。
ドキュメンタリーの中で、あるサプールは週末の集まりのために着て行く、洋服のコーディネートに3時間近くかけていました。
「金持ちに生まれなくても、服は品位を高め、心を豊かにし、自由を見いだす事ができる。そして、お洒落にしていると、人にたいして無礼なことをしなくなる」
と言っていました。
とても素敵だな?と感じました。
1960年まで、フランスの植民地だったコンゴの人々は、フランスの文化や洗練されたファッションに憧れを抱いていて、強い影響を受けているそうです。
▼武器を捨てエレガントに生きる
サプールは絶対に戦ってはならない、服こそが己を貫く武器だそうです。
(戦うと服が破れるから・・・なんて言ってましたが。笑)
サプールの中にも子弟関係があって、サプールの心得を自宅の庭で教えたりしていました。
タイの結び方、チーフとの組み合わせ方。
その組み合わせが、とても斬新でかっこいい!!
サプールはこんな感じで、ステップを踏み、人々を楽しませます。
そのステップは独特で、まるで歌舞伎役者のよう・・・
サプールは地元の誇りだと言います。
「愛情があるなら大人は愛情と良い習慣を子供達に見せることが大切」
何か考えさせられました。
そうそう、靴下にも大変なこだわりがあるようです。
レポーターの漫才師のダイノジ・大地さんが、スーツを着こなした時、サプールが靴下の色を注意してました。笑
靴下が残念だと、全体の雰囲気壊してしまいますものね。
靴下の長さも大切!
それにしても・・・
こんな鮮やかな洋服に身を包まれて、気取って歩いたら楽しいでしょうね?♪
最近、無難な服ばかり選んでいた様な気がするわたし。
反省。
なんとなく、明るい色を着たり、面白い組み合わせを試したりしたくなりました(^_<)-☆
サプールを取り上げた、ギネスのCMをブログに貼付けたかったのですが、うまくできず・・・
こちらからご覧下さい♪
Sapeurs – New GUINNESS Advert (2014)
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