?京都弾丸ツアーその2?【後半】

?京都弾丸ツアーその2?【後半】

?京都弾丸ツアーその2?【前半】より。

翌日の京都は晴天♪  

前日のお酒が・・・

残っていたけれど。笑

外に出てみたら、あまりにも気持がよくて、調子は全快(^_<)-☆ 


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京都が一年でもっとも美しくなると言われる春の季節に、訪れることができるなんて素敵です。   


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綺麗な小川が流れていて、街中がキラキラしています。 


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今回の写真祭の会場は京都市内、15カ所。

面白いですね!!

地図を見ながら、まるで宝探しのよう。

趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に会場を設置しています。 

これも、新しい京都の観光になりますね♪ 

ここは? 


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祇園新橋にある、伝統的建造物で、川沿いにあり情緒溢れています。

70年以上前、Fosco Marainiが写した、生命力に満ちた海女たちの美しい記録。

小川の音を聞きながら、ここにいると、まるで幕末や明治時代にタイムスリップしたような気持になりました。

それにしても、全裸で潜る・・・

なんて痛そう!

でも、当時は今のような水着もなかったと思うし。

一番自然な姿で潜るのが楽チンだったのかも。 


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テクテクと歩いて行った先は。

コンゴのサプールのギャラリー。

以前、わたしのブログでも紹介させていただいたぐらいにかっこいい集団。

コンゴでスーツをエレガントに着こなす集団『サプール』 

今回の楽しみのひとつでもありました(^_<)-☆ 


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ビビットなカラーを大胆に着こなして歩く姿に憧れます。

サプールはスラム街の中で、個性と美的センスを持ち、暗闇を明るく照らす存在で、人々からも憧れの存在なのだそうです。

月収は3万円程度、そのうち4割を洋服代に使うという、世界一服にお金をかける男達。


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こんな鮮やかな洋服に身を包まれて、気取って歩いたら楽しいでしょうね?♪

Baudouin Mouandaはそんなサプールを記録した作品で2009年にアフリカ写真コンテストの新人賞を受賞し、世界で今、注目を浴びている写真家だそうです。

彼らが注目すべきはファッションだけではなくて。

道徳や非暴力を尊重する精神。

ファッションこそが、彼らの言論の自由なのでしょうね。 


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そうそう。

歩いて回ると思っていたので・・・

スニーカーにリュックサック。

まではよかったのだけど、ゴロゴロのついた小さなスーツケースで来たのは失敗。

京都は石畳が多いのですね。

バックパックで来ればよかった!  


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川沿いには、気持良さそうなカフェがあって。

思わず入りたくなりましたが、ダメダメ。

全部回れなくなっちゃうから。 


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この手があったか!

でも、ゴロゴロのせいで無理。

自転車返しにくるのも面倒くさいし・・・ 


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せっかく気持の良い天気だから、地図を見ながら歩いて回ろうっと。 

それにしても、わかりにくい。

細い道やわかりずらい場所にあるのです・・・ 


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立派な建物だなあ。

なんて思っていたら、ここは京都市役所。

その広場の前がギャラリーになっていました。  


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パンフレットやサイトで見ていたのですが、

この人たち、おもしろい格好して、わたしが理解できないアートなんだな・・・

と思っていたのですが。

全然そんな軽い感じではなく! 

フエゴ諸島先住民の記録だったのです。

写真に写されているのは主に精霊やその他の役を担う人で、ふざけているのでもなんでもなく、先住民族の大切な儀式のようです。 


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人々の顔にはペイントがされていて、大変貴重な写真だそうです。

Martin Gusindeというドイツ人宣教師が1918年から1924年にかけて先住民族を詳細に研究した、人類学者の記録は、とても珍しくて本当にビックリしました。 


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コムデギャルソンの入り口に旗が・・・

(また、ここがわかりずらかった!) 


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なんと、お店の中の一部がギャラリーに・・・

しばらく見ていたけれど。

あまり、理解できませんでした(-_-)

コムデギャルソンの不思議なブーツの方が気になったりして。笑 

そんな感じで回った写真展。

ここは10個目。 


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創業400年 国の登録文化財 しまだい(嶋臺)ギャラリー。

京都の伝統的町家空間が丸ごと、写真展に! 


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アート・ブレーキーやジョン・コルトレーン等の名だたる演奏家たちの傑作を世に送り出して来た、モダン・ジャズの名門レーベル、ブルーノートレコードの貴重なヴィジュアル・アーカイブがニューヨークから初上陸、日本初公開だそうです。

ここは、昔酒問屋だったそうです。

もしかしたら、このお部屋は酒蔵だったのかな・・・ 


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ジョン・コルトレーンの名盤。

ジャケットのデザイン、かっこいい。 

それにしても。

誰もいない・・・

この空間にわたし1人。 


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お部屋からは明るい庭園も見えます。

ジャズと水の音が調和して、凄く居心地がいい。


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あまりにも気持がよくて、ゴローン。

そうか。

壁紙の色が一層写真を際立たせているんだな。 


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なんて、思いながら、最高な空間。

つい。

1時間近く、ゴローンとジャズに浸ってしまいました。

今回の写真展で、一番居心地が良く、気持がよかったかも。

まだ、あと5つ残っていたけれど、もういいかな。

地図みると、遠いし・・・ 

帰ろう?っと。 


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昨日は朝からバタバタしていたし、京都では一食も食べていなかった事に気付き・・・

京都の駅でお弁当を。

ふぅ?

こういう一人旅が昔から好きだったことを思い出してしまいました。

今回の国際写真展、トリエンナーレのような美術展が日本で開かれると、国際交流や町おこし、色々な国、場所からの観光客の集客に繋がるんだろうなぁ・・・

とか考えたりして。

お寺めぐりや食だけではなく、こんな京都の楽しみ方もあるのですね!

京都弾丸ツアー、もうないと思うけど本当に楽しくてワクワクするような2日間でした♪

つぎ、あるかも??笑