World’s No.1 Restaurant noma
- 2015.08.05
- 世界一のレストランnomaへ 家族旅行記
今晩、いよいよnomaへ♪
デンマーク、コペンハーゲンにある『noma』はイギリスの雑誌が主催する「世界のベスト・レストラン50」で1位を4回も獲得しているレストランです。
先日、マンダリンオリエンタル東京で期間限定でオープンし、5万8千人ものウェイティングリストをだしたことで、話題になりました。
でも。
昨日、noma食材探訪ツアーでキッチンの中を既に探検しているおかげで、ちょっと身近に感じています(^_^)
みんなでお洒落をして出かけました♪
昨日、寂れた漁港だと思っていた、noma入り口には19時の予約を待っている、45人のゲストが記念写真を取ったり、胸をワクワクさせているようです。
「どうぞ!」
とオープンして通された、nomaはスタッフ全員でお出迎えを。
私たちに日本語で、
「ようこそ!」「こんばんは!」
とにこやかに挨拶していただき、あまりにもビックリして、写真をとるどころではありませんでした。笑
外の海を眺めながらお食事を楽しめる素敵なテーブル。
nomaには3名の日本人の方がいらっしゃって、おひとりは昨日ご挨拶させて頂いた、シェフの高橋さん。
そしてこちらの方は、入り口から私たちをお出迎えしてくださった、ソムリエの金子さんです♪
娘達にリンゴとハーブをふんだんに使ったジュースをサーブしてくださいました。
子供でも、きちんとワイングラスでいただきます。
(日鞠の持ち方が微妙ですが・・・(^_^;)
一品目は『Fresh berries and lemon thyme』
「あっこの上に乗っかってる葉っぱ、昨日採ったやつだ!」
フレッシュな香りがします。
こちらは、『Cabbage leaves and white currants』
初キャベツに包み込まれているのは・・・
「あっ!昨日のパインツリーの芽だ!」←絵里衣
昨日教えてもらったハーブや葉っぱが色々なところに使われています。
肉食女子の日鞠は・・・野菜が苦手。
でも、頑張って挑戦しています。
『Green shoots of season with scallop marinade』
「あ〜っこれも、昨日見つけた葉っぱだ!」
次の料理に合わせて頂いたお酒は。
『Daigo No Shizuku』
醍醐のしずく 千葉県の寺田本家の日本酒でした♪
すこし、濁り酒のような風味もあってとても上品なお酒です。
新鮮!
『Sweet peas,milk curd and sliced kelp』
昆布と、空豆のお料理。
昆布に隠れてお豆腐のような食感のババロアと一緒に頂きます。
『Flower tart』
お花のタルトです♪
「お花って食べれるの?」
と不思議な顔をしながら、パクっといただきました。
NOMAでは、子供もすべて大人と同じコースメニュー。
「日本では5歳以下はご遠慮ください。のようなレストランが多いけれど、NOMAではそういうのはありません。少しずつ、冒険で試してみて、苦手だったら残してもらって全然構いませんよ。」
と金子さん。
全部食べなきゃ!
という子供のプレッシャーも和らぎます。
デンマークのビールと一緒にいただくのは・・・
『New Danish poteto and nettle』
nettleという葉っぱに包まれたポテト。
昨日、みつけた葉っぱの枝で頂きます。
ホースラディッシュとクリームを混ぜたソースにつけるのがポイント。
日鞠ったら、ジュースが気に入ったようで、おかわりを(^_^)
私たちは、お料理に合わせて色々なワインをセレクトして頂きました。
日本ではまず、手に入らないんだろうな〜という珍しいワイン。
『Mahogany clam and grains』
この葉っぱ、一枚のようですが沢山の枚数を使っているそうです。
「ママ、中に小さな海老が入ってる!美味しい〜」
絵里衣はすでに色々な味を覚えて冒険することの楽しみを知っています。
『Cabbage and samphire』
キャベツの葉っぱのサンドイッチ♪
中には海藻が入っています。
『Mahogany clam and grains』
帆立が細く刻まれていて、ハーブのオイルと一緒に頂きます。
『Mokfish liver』
これ、あん肝がパンの上に乗っているのですが、パクッとかじります。
『Pumpkin,rose oetals and barley』
美しいです!
シナップスもこんなに沢山の種類があります。
こちらは、次にでてくるロブスターをゆでた汁にハーブを乗せたスープ。
『Lobster and nasturtium』
黒にんにくを折り紙風にアレンジして、裏には蟻のソースが塗ってある、
『Vegetable Flower』
蟻って、酸っぱいのですね。
日本でサーブしたお料理を、こちらでもレネ・ゼネピが気に入ってだしているそうです。
『Roasted bone marrow』
ここで、はじめてお肉料理がでてきました。
牛の骨髄だそうです。お花と一緒に葉っぱにくるんで頂きます。
一品一品、楽しめるように胃にライトな感じでとてもヘルシーなのです。
ここで・・・
日鞠、わたしの膝でスヤスヤ寝てしまいました。笑
時計を見てみると、11時。
隣の席のご夫婦が、
「彼女はとてもお利口で、お行儀よく振る舞っていたわ」
と。
そうね、きっと緊張もしていたと思うし、がんばったね♪
お店の方にお願いして、デザートはソファーのある別室のお部屋に移動。
絵里衣もお利口にがんばりました。
他にも少し大きな、高校生ぐらいの女の子がいる家族が食事をしていたのですが、
「わたしも小さい時、こうやってレストランに連れて来てもらったわ。とても大切なことだと思う。」
「2人にとって良い経験になったわね!」
と声をかけて来てくれました。
あっデザートの中にも、昨日の葉っぱが!
そう、このクローバーを噛み締めると、レモンの味がするの。
なんて話していたら、絵里衣も寝てしまいました。
nomaに来る事が目的だったけれど、いつの間にか私たちの気持はそうではなくて、家族でこうして過ごせる事が、大切な事だと気付きました。
世界一のレストランのおもてなし、そこに来ているゲストとの会話、スタッフの方の気遣い。
などを見て、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
この後、シェフの高橋さんが、キッチンを案内してくださるとのこと。
「娘さんたちはここで寝かせてあげてください。スタッフがみてますから」
ということで私たちはキッチンツアーへ!
続きは次回(^_<)-☆
-
前の記事
クリスチャニアバイク 2015.08.04
-
次の記事
NOMAキッチンツアー 2015.08.05